ダイエットしても顔だけ痩せないと悩んでいる人にとって、注射するだけで脂肪を除去して小顔になれる小顔注射は魅力的ですね。
小顔注射として現在主流のものに、輪郭注射やBNLS注射などがありますが、これらの進化型として開発されたのがVLS注射です。

この記事では、VLS注射の特徴や効果、メリット・デメリットについて調べてみましたので、興味のある人はぜひ参考にしてみてください。

VLS注射とは

VLS(V-line Liposculpting Solution)注射は、薬剤を注入することで脂肪を溶解し、老廃物として排出する脂肪溶解注射の一つで、注射後の腫れが少ないため、顔への治療にも向いています。
現在、顔の脂肪溶解注射として人気が高いのが韓国産のBNLS注射ですが、VLS注射は従来のBNLS注射に肌の引き締め効果を高める成分をプラスして、新たに開発されました。
BNLS注射と同様に、脂肪溶解時に炎症を起こす成分が含まれていないので、他の脂肪溶解注射に比べてダウンタイムがほとんどない点が特徴です。

VLS注射の成分

<BNLS注射と共通する成分>
– ヒバマタ抽出物・・・ヒバマタという海藻から抽出された成分の混合物で、甲状腺ホルモンの材料となるヨウ素を多量に含むため、代謝を高めて脂肪の分解を促進します。また、細胞の成長を促進するので、肌や髪、爪などを健康に保つ働きがあります。
– チロシン・・・アミノ酸の一種で、甲状腺ホルモンの材料となり脂肪の分解や細胞の成長を促進します。
– セイヨウトチノキ・・・炎症を抑えるエスシンを含み、注射後の腫れや赤みといった副作用を抑えます。
このほかに、代謝を促進するアデノシン三リン酸や、炎症を抑えたり肌の再生を促すハーブ由来成分などを配合しています。

<VLS注射オリジナルの成分>
– ヒトオリゴペプチド-1(EGF:Epidermal Growth Factor)
ヒトにもともと備わっているタンパク質で、皮膚に分布する受容体と結合することで細胞の生成を促し、皮膚の新陳代謝を高めたり傷の治りを早めるといった効果があります。
このほかに、代謝を促進するATP製剤や、成長ホルモンの働きを助ける成分が配合されています。

VLS注射のメリット・デメリット

多くの脂肪溶解注射で使用されるフォスファチジルコリンやデオキシコール酸を含まないので、注射後の腫れや赤み、注入時の痛みが少なく、ダウンタイムがほとんどないので、顔に注射してもほとんど目立ちません。
また、VLS注射オリジナルの成分の作用で、顔痩せだけでなく、美肌効果や肌の引き締めにも効果的です。
ただし、他の脂肪溶解注射に比べて費用が高額になり、何度も注射する場合は経済的ではありません。また、BNLS注射に比べて取り扱っているクリニックが少ないというデメリットもあります。

VLS注射の効果

VLS注射は1度の注射で印象が変わることもありますが、はっきりとした効果を得るには、1~2週間おきに5回ほど施術するのがよいようです。
脂肪除去効果はBNLS注射と同等と言われていますが、過去に脂肪溶解注射を受けてもあまり効果が感じられなかった人や、早く効果を出したい人にはVLS注射がおすすめです。
引き締めに関しては、まだ導入されてから実績が少ないため、はっきりした効果については今後注目していく必要があります。

VLS注射の副作用や注意点

脂肪溶解注射の中でも、VLS注射は比較的、注射後の腫れや赤みといった副作用が少ない注射ですが、注射当日は注射液が注入された分、むくみや皮膚が突っ張ったように感じることがあります。
また、VLS注射にはクルミやハーブ類などの植物抽出物が配合されていますが、これらの原料にアレルギーがある場合、注射後にアレルギー症状が起こることがありますから注意しましょう。

・注入時の痛みと麻酔の有無
耐えられないほどではありませんが、注入時に一般的な皮下注射と同等の痛みがあり、全く痛くないわけではありません。
クリニックによっては、皮膚に塗る麻酔クリームや麻酔テープを使用して痛みを軽減しているところもあります。
また、先端が丸くなった特殊な注射針を使用して、痛みや注射後の内出血が少ない治療を行っているクリニックもありますから、痛みが心配な人は事前に尋ねてみましょう。

ダウンタイムの症状と期間

注射直後は、注入した注射液の分、むくみが出たり、注射部分が赤くなることがありますが、当日中に消えてしまうことがほとんどです。
また、注射針が偶発的に毛細血管に接触するとその部分が内出血になる場合がありますが、1~2週間ほどで目立たなくなります。
注射後翌日からは、注射部分へのメイクが可能なので、内出血部分をファンデーションやコンシーラーでカバーすれば、ほとんど気にならなくなるでしょう。

まとめ

VLS注射は、顔の脂肪を溶解する小顔注射の一つで、従来のBNLS注射に引き締め成分をプラスしたものです。
BNLS注射と同様、注射後の腫れや赤みが比較的少なく、植物由来成分を中心に配合したリスクの少ない治療方法として知られています。
他の脂肪溶解注射に比べてダウンタイムはほとんどありませんが、注射直後に軽いむくみが起きたり、まれに植物成分によるアレルギー症状が起こることがありますから、治療前の説明をよく確認しましょう。