「切らない脂肪吸引」として人気の脂肪溶解注射には、成分の違いやメーカーによって様々な種類がありますが、Fat X Solution (ファットエックスソリューション)は、新世代の脂肪溶解注射として多くの美容クリニックで採用されています。

この記事ではmFat X Solution (ファットエックスソリューション)の特徴や成分について紹介していますので、脂肪溶解注射に興味のある人はぜひ参考にしてみてください。

Fat X Solution (ファットエックスソリューション)とは

Fat X Solution (ファットエックスソリューション)は、脂肪を減らしたい部位に注射することで、脂肪細胞を破壊・除去できる脂肪溶解注射の一つです。

韓国のTNS.coというメーカーが製造元で、従来の脂肪溶解注射のように脂肪細胞を小さくするだけでなく、脂肪細胞を破壊するので、リバウンドのリスクが少なくて済み、半永久的に効果が持続すると言われています。

脂肪を除去するだけでなく、脂肪分解後にコラーゲンの合成を促進して肌に弾力を与える効果があり、脂肪除去治療においては、第1世代の脂肪吸引、第2世代の痛みを伴う脂肪溶解注射、第3世代の腫れや痛みの少ない脂肪溶解注射に次いで、第4世代の脂肪溶解注射と呼ばれています。

Fat X Solution (ファットエックスソリューション)の成分

デオキシコール酸

脂肪をグリセリンと脂肪酸に分解して水に溶けやすい形に変える働きがあり、脂肪細胞に対しては、細胞膜を破壊して中身の中性脂肪を流出させることで、脂肪を破壊・除去します。

ウルソという商品名で、胆石治療の内服薬として長年に渡り使用されており、安全性が高いことで知られています。ただし、細胞に直接働きかけるため、注射した場合は、脂肪だけでなく脂肪に接する筋肉や皮膚にも炎症などの影響を与え、注射後数日は患部に腫れや熱感などの副作用が現れることがあります。

NAIS (Natural Anti-Inflammatory System) COMPLEX

植物由来成分を中心としたアミノ酸等の混合物で、脂肪溶解の際の副作用である腫れや痛みを軽減したり、代謝を促進して脂肪の燃焼を促進する役割があります。

Fat X Solution (ファットエックスソリューション)のメリット・デメリット

従来の脂肪溶解注射と異なり、脂肪細胞を小さくするだけでなく、破壊して除去するので、脂肪吸引のようにリバウンドが少ない点がメリットです。

太ももや二の腕の部分痩せ以外にも、二重あごの解消や小顔治療など、顔や体に広く使用できます。ただ、注射後にまったく腫れや赤みなどの副作用がないわけではなく、1週間ほどダウンタイムがあります。また、他の脂肪溶解注射に比べて高額になることが多いようです。

Fat X Solution (ファットエックスソリューション)の効果

Fat X Solution (ファットエックスソリューション)は、注射後2週間から1か月ほどで脂肪減少効果が現れます。脂肪が除去された部分は、傷を修復するためにコラーゲンが作られて少し硬く感じることがありますが、コラーゲンの生成によって新たな脂肪が作られるのを防ぎ、皮膚に弾力を与えることができます。

Fat X Solution (ファットエックスソリューション)は、1回の注射でもある程度効果を実感することができますが、痩せたい部位や脂肪の量に応じて、1か月おきに3~5回注射を行うとより痩身効果が得られます。

正確な注入量は医師の診察によって決定されますが、目安としては、あご下に3~6cc、二の腕に6~8cc、太ももに8~10ccとなります。

Fat X Solution (ファットエックスソリューション)の副作用や注意点

Fat X Solution (ファットエックスソリューション)では、デオキシコール酸が脂肪を破壊する際に患部に炎症が生じて、腫れや痛み、ほてった感じなどの副作用が起きることがあります。体への注射は衣服で隠すことができますが、あごなど顔の治療を受ける場合は、注射後しばらく目立ってしまうことがあるためスケジュールに注意しましょう。

注入時の痛みと麻酔の有無

Fat X Solution (ファットエックスソリューション)は注射器による注入なので、注射針で刺す痛みや注入時に痛みがあります。

耐えられないほどの強烈な痛みではありませんが、痛みを最小限にするために、皮膚に塗る麻酔クリームを使用して痛みを軽減できるクリニックもあります。

また、注射後2、3日は患部に筋肉痛のような痛みが続くことがありますが、患部を冷やしたりマッサージすることで軽減できるようです。

ダウンタイムの症状と期間

Fat X Solution (ファットエックスソリューション)で起こりやすい副作用に、デオキシコール酸による炎症があり、ダウンタイムとして治療後1週間程度は腫れや赤み、筋肉痛のような鈍い痛みに注意が必要です。

また、注射後1~2週間後に治療した部分が少し硬く感じることがありますが、これは脂肪細胞が破壊された部分を修復するためにコラーゲンが生成されたもので、異常ではありません。

他の脂肪溶解注射と同様、注射針が偶発的に毛細血管に接触すると、その部分が内出血して青あざのように見えることがありますが、ほとんどの場合1~2週間程度で自然に消えます。

腫れや痛みが続いたり、じんましんが現れた場合は、薬剤によるアレルギーの可能性があるので、治療を受けた病院を受診しましょう。

まとめ

Fat X Solution (ファットエックスソリューション)は、腫れや痛みなどの副作用を抑えた脂肪溶解効果に加えて、脂肪溶解後にコラーゲンを生成してリバウンドを防ぐ効果があり、新世代の脂肪溶解注射と呼ばれます。

脂肪溶解注射の中では比較的、治療費が高額になりますが、太ももや二の腕の部分痩せ、二重あごの解消など体や顔に広く使用されています。